魂の原型と契約シリーズ⑱ 再び始まった不安


前回の記事では、

コロナ禍を経て再びインドへ向かい、

夫と共にコース運営を再開したことについてお話ししました。

 

長い年月が流れていました。

 

お互いに年齢も重ねました。

 

様々な経験も積みました。

 

そして何より、

夫は2020年に宣告されていた余命を乗り越えていました。

 

私は心から嬉しく思っていました。

 

人は変われる。

 

人生は何度でもやり直せる。

 

そんな希望を持っていました。

 

実際にコース運営も順調でした。

 

生徒さんたちも集まり、

学びの場も整い、

私自身も再びインドで活動できる喜びを感じていました。

 

けれど人生は、

時に静かに変化を知らせてきます。

 

最初は本当に小さな違和感でした。

確信があるわけではありません。

 

ただ何となく胸の奥がざわつくのです。

 

長年一緒にいると分かります。

言葉にならない違和感です。

 

そして少しずつ、

私が最も恐れていたものが姿を現し始めました。

 

アルコールです。

 

もちろん以前のように最初から大きな問題が起きたわけではありません。

 

けれど私は知っていました。

アルコールそのものが問題なのではないことを。

 

問題は、

その先に起きる出来事なのです。

 

過去の記憶が蘇りました。

 

緊張感。

不安。

 

いつ何が起きるか分からない感覚。

 

私はそれを嫌というほど経験していました。

 

だからこそ苦しかったのです。

 

また始まるのだろうか。

 

また同じことが起きるのだろうか。

 

そんな思いが何度も頭をよぎりました。

 

もちろん私は願っていました。

 

今回は違うかもしれない。

 

もう大丈夫かもしれない。

 

そう信じたい自分もいました。

 

けれど現実は少しずつ変わり始めていました。

 

今振り返ると、

この頃の私は二つの気持ちの間で揺れていたように思います。

 

信じたい気持ち。

そして不安を感じる気持ち。

 

希望を持ちたい気持ち。

そして現実を見ている自分。

 

その両方がありました。

 

ただ一つ言えることがあります。

 

それは、

この時の私はもう以前の私ではなかったということです。

 

2013年の私とも。

2017年の私とも違っていました。

 

長い年月の中で、

私自身もまた学び、

成長していたのです。

 

だからこそ、

見ないふりをすることができなくなっていました。

 

そして2024年。

私の人生の中でも大きな決断へと繋がる出来事が起きます。

 

その出来事は、

長い年月をかけて向き合ってきた一つのテーマに区切りをつけるものとなりました。

 

次回は、私が完全別居を決断することになった決定的な出来事についてお話ししたいと思います。

 

 

RISHIKESH YOGASHALA

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サティヤプレーマ