ヨガ哲学とスピリチュアル・リーダーシップ講座

🔉 Yoga Alliance 継続教育講座 YACEP認定 20時間



 ◆ 講座概要

この講座は、ヨガのアーサナ(ポーズ)の奥深くに流れる「生き方の哲学」──心と魂を育む叡智を学ぶための特別な4日間です。

ヨガ哲学に初めて触れる方も、すでに他校でRYTを取得された方も歓迎いたします。

現代のヨガ教育では、アーサナ中心の学びになりがちな一方で、本来のヨガが伝えている「魂の成長」や「自己実現への道」については十分に触れられないことが少なくありません。

 

本講座では、インドの聖典や伝統的な教えをもとに、ヨガ哲学を現代の暮らしや社会の文脈に照らしながら、丁寧にわかりやすく解説します。

 

「日常生活の中で、どのようにヨガ哲学を活かしていくか」

「クラスや教育の場で、どうすれば心に響く形で伝えられるか」

「人との関係において、どう“愛”や“共感”を育てていけるか」──

 

この講座は、次のような方々に特におすすめです:

  • 人生の方向性を見失ってしまった方
  • 家族やパートナーとの関係に悩んでいる方
  • 介護や看取りなどに携わっており、心の軸を保ちたいと願う方
  • 教師やヒーラー、対人支援に関わる仕事をしている方
  • 子どもや高齢者にヨガを届ける指導者として、哲学的な土台を持ちたい方

自分の内側を見つめ、心を静め、愛と智慧の源に立ち返る時間。

そして、どんな状況の中にあっても、内なる真理に従って生きる“勇気”と“指針”を育む学びの場となることでしょう。


◆ 開催スケジュール

  • 日程:2026年6月7日 〜 6月28日 水曜日開催 全四回

  • 時間:10:00 〜 15:00  (休憩を含む合調対応)

  • 学習時間:合計 20時間 (5時間×4日)


◆ 参加費用(教材費・税込)

早割価格89,800円 (開催2週間前までの申込)

■ 通常価格:90,800円

卒業生特別価格:84,800円 (当校RYT修了者) 

グループ割引:2名以上同時申込で、各自1万円引き 



◆ 会場 

  • 町田スタジオレアル または 八王子スタジオアドレ

  • Zoomオンライン参加、録画参加も対応

  • すべての形式でYACEP認定コース修了証を発行

◆ 予定シラバス

【第1回|入門編:魂から生きる時代のリーダーシップ】

  • オープニングサークル:誰もが「導く存在」である時代へ

  • 現代におけるヨガ哲学の意義と、リーダーシップの新たな定義

  • 「真我(アートマ)」と「自我(エゴ)」──内なる導き手との出会い

  • 自分のルーツと魂の物語を見つめ直す:内省ワーク「魂の伝承を書く」

【第2回|古典編:バガヴァッド・ギーターと行為のヨガ】

  • 『バガヴァッド・ギーター』に学ぶカルマ・ヨガとニシュカーマ(結果に執着しない行為)

  • 社会経験と魂の使命──日常の中で“奉仕”を生きる智慧

  • 職種や肩書きを超えて、自分の魂が喜ぶ生き方とは

  • 自分の理想の人生を描く:魂のビジョンマップ作成ワーク

【第3回|実践編:ヨーガ・スートラとエネルギーのリーダーシップ】

  • 『ヨーガ・スートラ』に学ぶ心の制御と執着からの解放

  • チャクラとリーダーシップ:意識とエネルギーの使い方

  • 言葉、態度、在り方──見えないエネルギーが人を導く

  • 内なる器を整える:マントラ詠唱とグラウンディング・ワーク

【第4回|統合編:共感と祈りのリーダーシップへ】  

  • 自分の内なるリーダー像を言葉にする:「魂のマニフェスト」をまとめる

  • 気づきを言葉にし、語り合い、他者に届ける力

  • スピリチュアル・コミュニティにおける“共感型リーダー”とは

  • クロージング・リチュアル:マントラと「完了の祈り」


◆ 担当教師紹介

サティヤプレーマ(Satyaprema)

E-RYT500/YACEP認定講師/パーソナルトレーナー/NPO法人 Heal the Earth代表

ヨガ指導歴18年。

 

ヨガ・ピラティス・パーソナルトレーナーとしての実務経験を経て、2013年より日本とインドの両国でアーシュラム教育を本格的に開始。以後、日印の橋渡し役として、多文化の現場で数多くの生徒と真摯に向き合ってきました。

 

「一人ひとりが魂のリーダーである」という理念のもと、日本では都市部から離島、教育現場から福祉施設に至るまで、またリシケシのアーシュラムにおいても、長年にわたり日英両語でヨガ哲学を指導しています。

 

サティヤプレーマの哲学指導は、単なる「伝え方」ではなく、「生き方そのもの(在り方)」に根ざしています。

講和として語るのではなく、アーサナや日々の対話、共同生活の中で、自然に滲み出るように哲学が息づいている──それが彼女のスタイルです。

 

特にアーサナ指導においては、ポーズの語源(As:在る/瞑想)を深く理解し、各アーサナに宿る古代の智慧と哲学を、ジャーナリング的な問いかけや瞑想的な導きの中で、さりげなくクラスに取り入れています。

 

哲学とは、特別な学問でも難解な理論でもありません。

誰もが生きる中でふと抱く問い

──「命とは何か」「真の自己とは」「なぜ生きるのか」──

そうした内なる声と真摯に向き合う過程こそが、哲学の入り口です。

 

その道を歩む中で、人はやがて「ゆるぎない自己」へと還り、宇宙の源である“アディヤ”──魂の本質と再びつながるのです。 

サティヤプレーマは、そうした気づきへの旅路を、自らの人生そのもので照らしながら、多くの魂に寄り添い続けています。


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