スクールの由来と沿革 〜 ヨガの叡智を未来へ繋ぐ旅 〜



リシケシ・ヨガシャラは、ヨガの発祥地インド・リシケシでその伝統と叡智を受け継ぎながら、世界中の人々にその素晴らしさを伝えることを使命として誕生しました。

 

私たちは、ただヨガの技術を教えるだけでなく、心と体、魂を繋ぐ「生きたヨガ」を学ぶ場を提供しています。このスクールの名前には、ヨガの聖地「リシケシ」と、学びと調和を象徴する「シャラ(サンスクリット語で神聖な学び舎)」の想いが込められています。


私たちの歩み


インドで生まれたRISHIKESH YOGASHALAは、長年にわたり、ヨガの叡智を世界に届けるために活動を続けてきました。その中で、インド、日本、ニュージーランドという3つの拠点で多くの卒業生を輩出し、彼らがそれぞれの地域でヨガを広げる存在となっています。

 

このページでは、RISHIKESH YOGASHALAがどのように始まり、どのように成長してきたのか、その歴史と想いをお伝えします。

ヨガを通じて未来を創る旅に、ぜひあなたもご参加ください。


創設の背景


旧町田校(2013-2023)
旧町田校(2013-2023)
旧インド校
旧インド校

創設者のサティヤプレーマ(真理プラサード)は、日本の大手企業で16年間にわたり社長秘書として勤務する中、過労やストレスが原因でうつ病を経験しました。しかし、その回復の過程で出会ったヨガや恩師のサポートによって、心と体の健康を取り戻し、社会復帰を果たしました。

このうつ病の経験とヨガとの出会いは、サティヤプレーマにとって人生の新たな方向性を見つける大きな転機となりました。

 

2007年、社長秘書としての仕事と並行して、ヨガ・ピラティスインストラクターとしての活動を開始。2012年には前職を退職し、東京都八王子市にスタジオを開設しました。

その後、インド・リシケシでの学びをさらに深め、2013年に「RISHIKESH YOGASHALA」をインドと東京都町田市に設立しました。この拠点は、ヨガを深く学びたい人々にとっての新たな学びの場となっています。

また、突発性難聴での入院中、同じ病棟での末期がん患者や医療スタッフにヨガを教える機会を得たことが、事業をNPO法人化する決意につながりました。この経験を経て、ヨガが持つ癒しの力を社会全体に広げたいという思いが強まりました。

2015年、サティヤプレーマは国連が掲げた「SDGs(持続可能な社会の実現)」の理念に共鳴し、NPO法人「ヒール・ジ・アース」を設立しました。

「ヨガを通じて社会を癒す」という使命のもと、サティヤプレーマは活動の幅を広げ続けています。


NPO設立とその後の歩み


ビーチヨガ&クリーン作戦@鵠沼海岸
ビーチヨガ&クリーン作戦@鵠沼海岸
旧西葛西校(2021-2024)
旧西葛西校(2021-2024)

2015年11月11日、サティヤプレーマは内閣府認定NPO法人「ヒール・ジ・アース(Non-Profit Organization Heal the Earth)」を設立し、日本国内およびインドにおいてヨガを通じた本格的な社会貢献活動を開始しました。

その後、2021年には三号店となる西葛西校を設立。

法人化以降、さまざまな挑戦がありましたが、多くの卒業生や支援者の協力を得て、地域社会への貢献活動をさらに拡大し、ヨガを通じたコミュニティづくりを実現してきました。

 

海外事業の比重が次第に大きくなったことや、子供たちの独立を受けて、2024年には日本国内の固定スタジオをすべて解約し、本格的な活動拠点をインドに移しました。これにより、インドの豊かな文化とヨガの本質を最大限に活かした活動が展開されています。

 

卒業生の皆様は、それぞれの生活やキャリアの中でヨガの実践を広めながら、当校の理念に共感し、多様な形でサポートを提供しています。

一部の卒業生は、地域でのヨガ教室の開催、NPO活動の実施、スタジオの開設、さらには指導者養成校の設立を通じて、ヨガを通じた社会貢献に積極的に取り組んでいます。彼らの活動は、当校の理念を広げる力強い原動力となっています。


NPO活動と養成コースの意義


ガンジス川での修了式
ガンジス川での修了式
サマーヨガイベント(卒業レッスン)@旧町田校
サマーヨガイベント(卒業レッスン)@旧町田校

当校では、養成コースで得た収益の一部をNPO活動の資金として活用しています。

この活動は、ヨガを学ぶ方々の夢の実現を支援するだけでなく、地域社会や地球全体への貢献を目指し、持続可能な未来への小さな一歩を卒業生たちとともに歩んでいます。 

サティヤプレーマ自身も無償で活動し、卒業生やパートナーと協力しながら、ヨガを通じた健康や気づきの広がりを目指しています。

当校の卒業生たちは、インストラクターや地域コミュニティのリーダーとして、それぞれの形で社会に貢献する道を歩んでいます。


現在の運営体制


© United Nations | SDG Icons © United Nations

2020年以降、養成コースの会計業務は、信頼性の高い運営を目指し、NPO法人ヒール・ジ・アースの監事である金子が代表を務める株式会社シャインスタッフコーポレーションに委託しています。この体制により、効率的な運営が可能となり、より多くの時間と資源を社会貢献活動に注力できるようになりました。


未来への展望


© United Nations | SDG Icons © United Nations

アシュラムの完成イメージ
アシュラムの完成イメージ
徒歩10分のガンジス川のほとり
徒歩10分のガンジス川のほとり

当校は、「Heal the Earth」という理念のもと、ヨガを通じた社会的価値の創出に取り組んでいます。

2026年中にはリシケシに新しいアシュラムを完成させ、ヨガ教育や社会貢献活動をさらに充実させる計画です。

卒業生や新たに出会う方々と共に、「Travel light, live light, spread the light. Be the light within.」というスローガンを体現し、心身の健康と地球への貢献を実現するため、共に歩む卒業生や新たな仲間との協力を通じて、挑戦を続けていきます。